FXのチャートパターン一覧|実例動画付き– Chart Patterns –

実例を用いて FXのチャートパターンを解説

FXのチャートパターンはシンプルな分析方法ですが、有効に機能する場面があり、実際の取引で上手に活用できれば、トレーダーにとって非常に有効なツールになります。

そこで、今回は有効なチャートパターンを一覧にまとめ、それぞれの特徴や解釈方法を解説します。

本記事を最後まで御覧頂き、トレンドの継続や転換の予測や、ポジションの保有や決済のタイミングを判断したりすることができるようになって頂けたらと思います。

FXのチャートパターンとは?

FXにおけるチャートパターンとは、テクニカル分析の一種で、チャートに現れる特定の「型」のことです。

有効なチャートパターンを把握すれば、注文を出す根拠にできるなど取引において非常に役立ちます。

一方で、「チャートパターンってどんな種類があるの」「どのチャートパターンを押さえておけばいいの」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。

この記事ではFXで有効なチャートパターンを誰でも簡単に学べ、日々のトレード勝率アップに役立てるよう構成していますが、チャートバターンの見方や線の引き方などを何度も読み返して頂き、自分のものにして頂けたらと思います。

動画で学ぼうFXのチャートパターンについて

https://youtube.com/watch?v=vpp3pz74Iwk%3Fsi%3DPCgPb9x4cteu77Bm

FXのチャートパターン一覧表

FXのチャートパターンを覚えれば、相場分析が上手くできるようになり、取引が有利になります。

最初は多くて覚えるのが大変だなという印象を受けるかと思いますが、焦る必要はありません。ゆっくり丁寧に、それぞれの特徴、形や意味などの理解を深めて頂けたらと思います。一度覚えてしまえば、FXだけでなく、株や仮想通貨でも使うことができるので、是非ものにして頂ければと思います。

基本的なチャートパターンを解説

チャートパターンを理解する際、初めに覚えておかなければならないのが、トレンドライン(上値抵抗線・下値支持線)になります。為替レートは市場参加者(機関投資家や一般トレーダー)による売りと買いの需要と供給で価格が決定されています。

例えば、円安が進んでいるのであれば、円が売られているという意味になり、上昇トレンドが形成されますし、円高が進めば、円が買われていることになり、下降トレンドが形成されるということになります。

まずは、この上昇トレンドと下降トレンドにうまく乗るコツ(順張りトレード)を掴んで頂けたらと思います。

支持線・抵抗線

支持線と抵抗線はテクニカル分析で最も基本になるものです。

支持線は下値支持線またはサポートラインとも呼ばれ、「これ以上は下落しないだろう」と考えられる価格帯のことを言います。

一方、抵抗線は上値抵抗線またはレジスタンスラインとも呼ばれ、「これ以上は上昇しないだろう」と考えられる価格帯のことを言います。

上昇や下落といった値動きは、特定の価格帯で止まったり反転したりすることがよくあります。

そのため、支持線と抵抗線を把握することによって、値動きが止まったり反転したりするであろう価格帯を知り、支持線付近で買い、抵抗線付近で売るといった戦略を取ることが可能です。

また、支持線を下抜けたり(ブレイクダウン)、抵抗線を上抜けたりした場合(ブレイクアップ)は、急激な下落や上昇につながることがあり、ポジションの保有や損切りをするタイミングの目安にできます。

レジスタンスライン(上値抵抗線)


レジスタンスラインは価格の上昇が止まった、または反転した場所を参考に線が引かれ、チャートの上部に引くことで取引における高値の目安になります。

サポートライン(下値支持線)


サポートラインは価格の下落が止まった、または反転した場所を参考に線が引かれ、チャートの下部に引くことで取引における安値の目安になります。

トレンドライン

トレンドラインとは、相場の方向性を把握するための線のことです。

相場の方向性は3つに分けることができます。

上昇トレンド


上昇トレンドとは、直近の高値と安値を切り上げながら上昇していく状態のことを言います。トレンドラインは右肩上がりの上昇トレンドラインになります。

下降トレンド


下降トレンドとは、直近の高値と安値を切り下げながら下落していく状態のことを言います。トレンドラインは右肩下がりの下降トレンドラインになります。

横ばいトレンド


横ばいトレンドはレンジ相場やボックス相場とも呼ばれ、一定の変動幅の中で価格が上がったり下がったりを、何度も繰り返す状態のことを言います。

トレンドラインでは、上昇トレンドの場合は安値同士を結んで線を引き、下降トレンドの場合は高値同士を結んで線を引きます。

安値同士を結んだ線は上昇トレンドライン、高値同士を結んだ線は下降トレンドラインと呼ばれます。

上昇トレンドライン付近に価格が達するとそこから反転して上昇し、下降トレンドライン付近に価格が達すると、そこから反転して下落しやすいのが特徴です。

つまり、上昇トレンドラインは押し目買い、下降トレンドラインは戻り売りをする価格の目安になります。

また、上昇トレンドラインを下抜けたり、下降トレンドラインを上抜けたりした場合は、トレンドが転換したり勢いが弱まったりしていると判断することが可能です。

トレンドラインを引き、取引をする価格の目安やトレンドの状態をしっかりと把握して頂けたらと思います。

それぞれのラインの角度にも注目


これまで、トレンドラインの特徴、線の引き方、売買ポイントについて解説してきましたが、忘れてはならないのが、トレンドラインの示す角度です。

一般的に下降トレンドラインである上値抵抗線の方がより急角度になっていますが、これは下げる時のスピードが早いことの表れです。従って、下降トレンドでは一つ一つのシグナルへの反応も迅速でなくてはなりません。

逆に上昇トレンドである下値支持線が急角度になった場合は上げる時のスピードが早いことの表れであることも留意して頂けたらと思います。

ここまでが、トレンドラインについての解説となります。

単純にこのトレンドラインに乗っかりさえすれば良いのであれば楽なのですが、為替の世界では様々な思惑が潜んでいます。ある機関投資家や政府機関が自国通貨が現状の為替レートに対し、割高・割安と判断すれば介入(自国通貨売りや自国通貨買い)しますし、一般トレーダーもその瞬間に狙いを定め、注文(指値注文、逆指値注文、成り行き注文など)してきます。正に売りと買いの攻防が常に繰り広げられているのです。

ここからは、その攻防で発生する保ち合い相場でのチャートパターン、レンジ相場でのチャートパターンなどを解説していきます。

特に保ち合いで発生するチャートバターンは数多く存在し、覚えるのが大変ですが、相場転換を予兆する強力なシグナルになるので、是非理解を深めて頂けたらと思います。

一度コツを掴んでしまえば、日々のトレードにおける勝率は間違いなく上がります。

※保ち合いとは、価格の変動が一定の範囲で継続している状態

ウェッジ

ウェッジは抵抗線と支持線に高値と安値を抑えられながら、段々と値動きが限定的になり、先端が尖っていくチャートパターンで、以下の通り2種類存在します。

上昇ウェッジ型


上昇ウェッジ型では、高値と安値を切り上げながら、抵抗線と支持線が徐々に狭まり、最終的に先端が尖っていくチャートパターンです。

上昇ウェッジ型が現れた際は、抵抗線か支持線のどちらへ価格が抜けていくのかを確認し、その方向にポジションを保有するのが基本になります。

下降ウェッジ型


下降ウェッジ型とは、高値と安値を切り下げながら、抵抗線と支持線が徐々に狭まり、最終的に先端が尖っていくチャートパターンです。

上昇ウェッジ型と同じく、下降ウェッジ型が現れた際も抵抗線か支持線のどちらへ価格が抜けていくのかを確認し、その方向にポジションを保有するのが基本になります。

ウェッジはトレンドの転換と継続の両方が考えられるという、少々特殊なチャートパターンです。

例えば、上昇トレンド中に上昇ウェッジ型が現れた場合、抵抗線を上抜ければ上昇トレンド継続、支持線を下抜ければトレンド転換と判断します。

そのため、ウェッジが現れた際は、抵抗線か支持線のどちらへ価格が抜けていくのかを確認することが重要です。

トライアングル(三角保ち合い)

トライアングルは三角保ち合いとも呼ばれ、相場の方向性がなく、値動きが縮小して三角形を形成するチャートパターンのことを言います。

三角形を形成している抵抗線を上抜ければ買い、支持線を下抜ければ売りと判断できます。

トライアングルのパターンは、上昇トライアングル型(アセンディングトライアングル)や下降トライアングル型( ディセンディングトライアングル)、対称三角形(シンメトリカルトライアングル)の3種類存在します。

上昇トライアングル型(アセンディングトライアングル)


上昇トライアングル型とは、水平の抵抗線と右肩上がりの支持線で形成されるチャートパターンのことを言います。

上昇トライアングル型では、右肩上がりの支持線で反発を繰り返しながら上昇をした後、水平の抵抗線を上抜けて強い上昇トレンドになることが多いです。

下降トライアングル型( ディセンディングトライアングル)


逆に、下降トライアングル型とは水平の支持線と右肩下がりの抵抗線で形成されるチャートパターンです。

下降トライアングル型は、右肩下がりの抵抗線で反発を繰り返しながら下落し、水平の支持線を下抜けて強い下降トレンドになるという傾向があります。

また、きれいな対象の三角形を形成しているパターンは、対称三角形と呼ばれます。

対称三角形(シンメトリカルトライアングル)


対称三角形では、支持線と抵抗線のどちらの方向に抜けるかを事前に判断することは難しいですが、抜けた方向に大きく動くことが多いです。

トライアングルは抵抗線や支持線を抜けた方向に、価格が大きく動きやすいチャートパターンだと言えますが、トレンドが定まるまで焦らずに静観し、エントリして頂けたらと思います。

フラッグ

フラッグは四角い旗のような形をしたチャートパターンです。

フラッグ型は、上値抵抗線と下値支持線が平行して下降(上昇フラッグ型)していくパターンと平行して上昇(下降フラッグ型)していくパターンがあります。それぞれ売買ポイントとしてトレーダーから注目されているチャートパターンですので、理解を深めて頂けたらとおもいます。

上昇フラッグ型


上昇フラッグ型は上昇トレンドで現れ、直前の価格の上昇がポール(竿)で、チャートの形が下に傾いた旗のように見えるチャートパターンです。

上昇トレンドの中で、一時的に下に向いて動くことから、押し目買いのチャンスになりやすく、これを上に抜けると本格的な上昇のスタートになります。

下降フラッグ型


一方、下降フラッグ型は下降トレンドで現れ、直前の価格の下落がポール(竿)で、チャートの形が上に傾いた旗のように見えます。

上値抵抗線と下値支持線が右上がりも平行に推移しているのが特徴です。

支持線を下抜けた場合、再度価格が下落する可能性があるので、売り損なった人、追撃売りを仕掛けたい人には、この下降フラッグ型が出現したら、戻り売りのチャンスです。

ペナント

ペナントは前述したトライアングルの一種であり、三角形の旗のようなチャートパターンのことを言います。ペナントを形成する前に強い一方向への値動きがあることが、ペナントの大きな特徴になっています。つまり、フラッグと同じくポール(竿)の部分が存在するということです。

ペナントのパターンは上昇ペナント型と下ペナント型の2種類が存在します。

上昇ペナント型


上昇ペナント型は上昇トレンドで現れ、抵抗線が右下がりで支持線が右上がりのチャートパターンのことを言います。

抵抗線を上抜けすると、価格が急上昇することが多いです。

下降ペナント型


下降ペナント型は下降トレンドで現れ、抵抗線が右下がりで支持線が右上がりのチャートパターンのことを言います。

支持線を下抜けすると、価格が急落することが多いです。

したがって、上昇ペナント型は抵抗線を上抜けしたら買い、下降ペナント型は支持線を下抜けしたら売るというのが基本になります。

コイル型


前述した、対象三角形型に似ていますが、対象三角形型よりも長い時間をかけて形成され、コイルのように横に長い三角形になることから、長い時間保ち合いが続く時に表れる形となります。上放れ、下放れ両方の可能性があるので、エントリーする際は焦らずにトレンドが形成するまで静観し、エントリーするようにして頂けたらと思います。

反転パターン

ここまで、トレンドラインにおける上値線・下値線の引き方、ブレイクアップ・ブレイクダウンや保ち合いで発生するチャートパターンのご紹介をしてきました。

ここからは、相場が反転する際に発するシグナルを読み取るためのチャートパターンをご紹介をしていきますので、併せて理解を深めて頂けたらと思います。

ダブルトップ・ダブルボトム


ダブルトップやダブルボトムは、同じ価格帯で2回上昇や下落が反転することで、逆方向のトレンドに転換するというチャートパターンです。

上昇や下落が反転する価格帯は、ある程度近い価格帯であれば問題ありません。

ダブルトップ


ダブルトップとは、抵抗線で二度値動きが反転し、アルファベットの「M」のような形状になるチャートパターンのことを言います。

相場の高値圏で現れ、抵抗線の上抜けを2回失敗したことで、上昇トレンドが終わって下落トレンドに転じるシグナルになります。

直近安値に水平線を引いたネックラインを下抜けると、チャートパターンの完成です。

ダブルボトム


逆に、ダブルボトムとは支持線で二度値動きが反転し、アルファベットの「W」のような形状になるチャートパターンのことです。

相場の安値圏で現れ、支持線の下抜けを2回失敗したことで、下降トレンドが終わって上昇トレンドに転じるシグナルになります。

直近高値に水平線を引いたネックラインを上抜けると、チャートパターンの完成です。

したがって、ダブルトップは売りシグナル、ダブルボトムは買いシグナルと判断することが可能です。

三尊天井・逆三尊

三尊天井や逆三尊は、同じ価格帯で3回上昇や下落が反転することで、逆方向のトレンドに転換するというチャートパターンです。

前述したダブルトップやダブルボトムと同じく、上昇や下落が反転する価格帯は、ある程度近い価格帯であれば問題ありません。

ダブルトップやダブルボトムと似たような形ですが、三尊天井や逆三尊は3回値動きが反転していることで、反転する価格帯がより明確になりやすいです。

つまり、抵抗線や支持線という損切りの目安になる価格帯が分かりやすくなります。

三尊天井や逆三尊は3回上昇や下落が反転しているため、一般的にダブルトップやダブルボトムよりも精度の高いパターンとして知られています。

三尊天井(トリプルトップ)


三尊天井はトリプルトップとも呼ばれ、相場の高値圏で現れ、抵抗線の上抜けを3回失敗した状態のことを言います。

直近安値に水平線を引いたネックラインを下抜けると、チャートパターンの完成です。

逆三尊(トリプルボトム)


逆三尊はトリプルボトムとも呼ばれ、相場の安値圏で現れ、支持線の下抜けを3回失敗した状態のことを言います。

直近高値に水平線を引いたネックラインを上抜けると、チャートパターンの完成です。

ブレイク(トレンド転換)

チャートで示されたトレンドの流れは当然のことながら、いつまでも続くわけではありません。トレンドはいつか必ず転換するものであり、例えばドル/円なら行き過ぎた円安であれば、警戒感が出て円高に動いたり、経済状況の変動によってトレンドが変わりますし、見過ごしてしまうと損失を招きかねません。

このトレンド転換のタイミングを見極める方法の一つがトレンドラインを突き破るラインブレイクで、2種類存在します。

ブレイクアップ


下降トレンドから上昇トレンドに転換するシグナルです。通貨価格が上昇して上値抵抗線を上に抜けた時、買いのシグナルとしてエントリーを検討してみてください。

ブレイクダウン


上昇トレンドから下降トレンドに転換するシグナルです。通貨価格が下落して下値支持線を下に抜けた時、売りのシグナルとしてエントリーを検討してみてください。

ソーサートップ・ソーサーボトム

ソーサートップやソーサーボトムは相場の高値圏や安値圏でもみ合い、逆方向のトレンドに転換するチャートパターンです。

ソーサートップ


ソーサートップとは、高値圏である程度上下に行ったり来たりするもみ合いが発生し、その形がコーヒーカップの受け皿(ソーサー)を逆さまにしたようになるチャートパターンのことを言います。

直近安値に水平線を引いたネックラインを下抜けると、チャートパターンの完成です。

ソーサーボトム


一方、ソーサーボトムとは安値圏である程度上下に行ったり来たりするもみ合いが発生し、その形がコーヒーカップの受け皿のようになるチャートパターンのことを言います。

直近高値に水平線を引いたネックラインを上抜けると、チャートパターンの完成です。

一見、ソーサートップやソーサーボトムは変化が緩やかであり、なかなか発生しないことから、初心者は気づかないことが多いですが、慣れてくれば見分けれるようになってきます。

連続陽線・連続陰線

数ある、反転シグナルを示すチャートパターンで最も簡単に見つけ出すことができるシグナルがこの連続陽線と連続陰線です。ポイントは長期足の底値圏で連続的に陽線の足が出現した場合と天井圏で連続的に陰線の足が出現した場合、これまでのトレンドとは逆のトレンドに向かう傾向にあるということです。

連続陽線


月足チャートの底値圏で陽線のローソク足が続く状態です。これは上昇トレンドへの転換を示す強力なシグナルになります。

連続陰線


月足チャートの天井圏で陰線のローソク足が続く状態です。これは下降トレンドへの転換を示す強力なシグナルになります。

レンジ相場

レンジ相場はボックス相場とも呼ばれ、高値も安値も更新されず、一定の値幅を行き来するチャートパターンです。

抵抗線と支持線が平行になるため、長方形のような形が形成されます。

相場の行方を決定するための材料が乏しい時や、相場の先行きが不透明な時には、レンジ相場になりやすいです。

一般的にレンジ相場では、レンジ幅の下限付近では買い、レンジ幅の上限付近では売るという取引が有効とされています。

ただし、レンジ幅を抜けると相場が大きく動く傾向があり、それを狙うトレーダーも多いです。

レンジブレイク

レンジブレイクとは、レンジ相場の上限を上抜ける、または下限を下抜けるチャートパターンのことを言います。

レンジ相場では高値も安値も更新されず、一定の値幅が続きますが、それが永遠に続くわけではありません。

レンジ相場が形成され、ある段階で抵抗線を上抜けたり、支持線を下抜けたりするとレンジブレイクとなります。

一般的にレンジブレイク後は、抵抗線や支持線を抜けた方向に大きく動く傾向があると言われており、そこを狙って順張りでポジションを保有することが多いです。

まとめ

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