引き続き米国株価と金利に注目!2025年1月28日のドル円相場について徹底解説!

記事監修者ルカの画像 この記事の監修者 ルカ

都内の外資系銀行でキャリアをスタートし、金融業界での第一歩を踏みだす。

入行2年目でリテール部門のファイナンシャルプランナーとして年間売り上げ成績全国1位を獲る。

その後、ヘッドハンティングによりコンサルティング会社、都内信託銀行でキャリアを積み、専業トレーダーとして独立。

万屋FXサイトの運営をしながら、動画や記事監修している。

【保有資格】
  • 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
  • 投資診断士
  • 内部管理責任者
  • ウェブデザイン技能検定3級
【運営者情報】 https://fx-premiumtrade.com/company/

FXドル円トレーダーの皆様、東京時間では、154.45円から155.94円で推移しました。

本日のドル円の注目は引き続き米国株価と金利!

初心者の方でもわかりやすい米国株価と金利に注目する日の戦略を紹介します。

これからFX取引を始めたいとお考えの方に向けて、人気海外FX業者をランキング形式で紹介している記事も用意しているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

トランプ大統領の一律関税政策がドル相場に影響

東京市場のドル円の動きについて説明をします。

生産拠点国内回帰を目指す関税方針

トランプ大統領は27日、半導体や医薬品、鉄鋼などへの一律関税導入を表明しました。

この政策は生産拠点の国内回帰を促進することを目的としています。

この発表を受けて、市場ではドル買いが広がり、特に対円での上昇が顕著となりました。

トランプ氏の政策は選挙公約の一つであり、市場関係者からは「大きなサプライズはない」との見方が示されていますが、就任直後の様子見姿勢から一転して具体的な動きを見せたことで、相場は素直にドル高方向へ反応しました。

ドル円相場の大幅な変動

午後3時のドル円相場は155円後半で取引が行われ、前日の海外市場で記録した153円後半からの上昇幅は2.3円に達しました。

特に東京市場での上昇幅は1.4円となり、短期筋や輸入企業などによる幅広い買い需要が確認されています。

市場では米国の高金利にも注目が集まり、ドル安場面での押し目買いの動きも活発化しています。

他通貨への波及効果

ドル高の動きは円だけでなく、他の主要通貨にも影響を及ぼしています。

特に豪ドルは対米ドルで一時0.62ドルまで下落し、1週間ぶりの安値を記録しました。

市場では一律関税の影響による世界的な貿易環境の変化を警戒する動きも出始めており、為替市場全体に緊張感が漂っています。

日銀新審議委員の人事案提示

日銀の人事について解説します。

日本銀行とは

日本銀行は、日本の中央銀行として1882年に設立されました。

物価の安定と金融システムの安定を主な目的とし、金融政策の運営や銀行券の発行、決済システムの運営などを行っています。

現在は、黒田東彦前総裁から植田和男総裁に交代し、2%の物価安定目標の達成に向けて、大規模な金融緩和政策を継続しています。​​​​​​​​​​​​​​​​

小枝淳子氏の経歴と市場の反応

政府は本日昼、早稲田大学政治経済学術院教授の小枝淳子氏を日銀の新審議委員とする人事案を国会に提示しました。

小枝氏は国際通貨基金(IMF)でエコノミストを務めた経験があり、また財務省財務政策総合研究所の総括主任研究官としても活躍してきました。

この人事案に対する円相場の反応は限定的でした。

市場の評価と期待

市場関係者からは、小枝氏のこれまでの論文や発言から「際立った主張はあまり見られない」との見方が示されています。

前任の安達誠司審議委員がハト派として知られていたことから、政策委員会の方向性に変化が生じる可能性を懸念する声もありましたが、小枝氏の就任による急激な政策変更への期待は低く抑えられています。

政策委員会の構成変化

新たな人事により、日銀政策委員会の構成に変化が生じることになります。

市場では、金融政策の方向性に大きな影響を与える可能性のある人事として注目されていましたが、小枝氏の実務経験と学術的背景から、バランスの取れた判断が期待されています。

為替市場の動向分析

為替相場の動きを説明します。

短期的な市場変動要因

為替市場では、トランプ大統領の関税政策発表を受けて大きな動きが見られました。

特に注目すべきは、短期筋の動きと輸入企業による実需の買いが重なったことで、相場が大きく上昇した点です。

市場関係者によると、ドルの手当てが遅れていた輸入企業の買いが集中したことも、相場の上昇を後押ししたとされています。

 中長期的な市場展望

米国の高金利政策が継続する中、ドル円相場は上昇トレンドを維持する可能性が高いとされています。

一方で、急激な円安進行に対する警戒感も根強く、日本の金融当局による為替介入の可能性も市場では意識されています。

このような環境下で、市場参加者は慎重な取引スタンスを維持しています。

2025年1月28日のトレード戦略まとめ:ドル円の上値は158円00銭、下値は155円00銭

米国株価と金利に注目!

ドル円の上値は158円00銭、下値は155円00銭と予想します。

FX初心者の方は必要以上に大きなポジションを取るのではなく、まずは小さなポジションからトレードするようにするのがおすすめです。

以上、1月28日のドル円のトレード戦略を初心者向けに解説しました。

今夜の注目ポイントを押さえながら、ぜひ安全に取引を進めてください。

海外FX初心者の方には以下の記事もおすすめ!
この記事が役に立ったらシェア!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日々、双子の兄のルカが営む万屋FXでナビゲーターとして働きながらFXトレーディングに励んでいる、活発な銀狐女子。

彼女の夢はFXトレードで得た利益を貯めて、将来自分のお菓子屋さんを開くこと!

好きな食べ物は油揚げと甘いものであり、それが彼女の喜びとリフレッシュの源。

今日もルナは夢に向かって着実に前進し続ける。

目次