こんにちは!
FX初心者の方向けに、今日のドル円相場と注目の経済指標をわかりやすく解説します。
本日のドル円は「方向感に欠けるが値幅あり」
2025年8月5日(18:30現在)、東京時間のドル円は146.63円〜147.63円の間で推移しました。
約1円の値動きは、FX初心者にとっては比較的大きな動きです。
朝方に発表された日銀の議事要旨では、現状維持の姿勢が再確認されたものの、明確な方向性は示されませんでした。
結果として、相場は様子見ムードが続く中で上下に揺れる展開に。
今日注目の経済指標(日本時間)
・8:50 日本:日銀・金融政策決定会合議事要旨(6月分)
→ 目立ったサプライズなし。円への影響は限定的。
・10:45 中国:財新非製造業PMI
→ 予想51.1に対して結果は50.8とやや弱め。中国経済の減速懸念がじわりと影響。
・15:45 フランス:鉱工業生産、製造業生産指数
→ ユーロ圏全体への影響は限定的。ただし欧州PMIとの組み合わせで流れが出る可能性も。
・21:30 米国:貿易収支
→ 赤字縮小(予想:−618億ドル 前回:-715億ドル)でドル買い圧力が強まる可能性あり。
・23:00 米国:ISM非製造業景況指数
→ 本日のメインイベント。前回50.8、今回予想は51.5とやや回復予想。結果次第で大きな値動きの可能性。
・翌7:45 ニュージーランド:第2四半期失業率・雇用者数
→ クロス円への影響に注意。NZD/JPYを取引する人は特に注視。
ISM非製造業景況指数とは?
アメリカのサービス業を中心とした景気動向を示す指標です。
50を境に、50以上で景気拡大、50未満で縮小と判断されます。
今夜のISM指数は、FX市場で非常に注目されており、結果が予想より強ければ「米景気はまだ大丈夫」としてドル買いが加速する可能性があります。
逆に結果が50を割り込むような弱い内容であれば、「利下げ加速の可能性がある」と見なされて、ドル売り・円買いの流れになることも。
23:00 米国:ISM非製造業景況指数
→ 本日のメインイベント。前回50.8、今回予想は51.5とやや回復予想。結果次第で大きな値動きの可能性。
初心者向け:今日のトレード戦略は?

上昇シナリオ
・ISMが予想を上回る
・米貿易赤字が縮小
→ この場合、ドル買いが強まりドル円は再び147円台後半、場合によっては148円台へ向かう動きも。
下落シナリオ
・ISMが予想を下回る
・市場がリスクオフ(安全資産の円を買う動き)に傾く
→ この場合、ドル円は146円台を割り込むリスクもあるため注意が必要です。
トレードの注意点(初心者向け)
・重要指標の前後30分はトレードを控えるのが無難です
・事前に損切りラインをしっかり設定しましょう
・「今日は見送る」ことも大切な選択肢です
特にISMのような注目度の高い指標では、一瞬で数十pips動くこともあります。
急な動きに焦って飛び乗るのではなく、指標結果を確認してから冷静に判断しましょう。
まとめ:今夜はISMが鍵!
本日はFOMC要人発言はありませんが、ISM非製造業景況指数が今夜の最大の注目材料です。
市場の注目が集まる中、ドル円相場が大きく動く可能性があります。
初心者の方は、「指標の意味」と「発表タイミング」を把握することが勝率アップの第一歩です。
ニュースや経済カレンダーをしっかりチェックして、今夜も安全なトレードを心がけましょう!