こんにちは、ルナです🦊
本日13:30、オーストラリア準備銀行(RBA)が政策金利と声明を発表します。豪ドル相場に大きなインパクトを与える可能性が高く、トレーダー必見のイベントです。
市場予想は25bp利下げ
市場では3.85%から3.60%への25bp利下げが有力視されています。
Finderの調査では、91%のエコノミストが今回の利下げを予想。Q2基調CPIが2.7%まで低下したことで、利下げ環境が整ったとの見方が多数派です。
一方で、市場の一部には「もし利下げを見送れば、RBAの信頼低下につながる」という懸念も。さらに、一部参加者は年内の追加利下げの可能性まで織り込み始めています。
豪ドルポジション傾向
最新のCFTC建玉明細(COT)データによれば、豪ドルはやや売り(ショート)優勢の状態です。
背景にはインフレ鈍化があり、政策金利引き下げを前提とした豪ドル売りポジションが増加しています。
つまり、市場はすでに「利下げ=豪ドル売り」をある程度織り込んでいる状況です。
発表後のシナリオ
- 予想通り利下げ&声明がハト派寄り
→ 豪ドル売り加速。AUD/JPYは下値を試す展開も。 - 利下げ幅や声明が予想よりタカ派
→ 一時的な豪ドル買い戻し(ショートカバー)が発生する可能性あり。 - 利下げ見送り
→ サプライズで豪ドル急騰。ただし信頼性への影響で中期的には不透明感も。
トレード戦略のヒント
今の市場ムードは「利下げ=豪ドル売り加速」がメインシナリオ。
ただし、発表直後はボラティリティが高く方向感がブレやすいため、無理な飛び乗りはリスクが大きいです。
安全策としては、方向感が見えてから入る“セカンドチャンス戦略”がおすすめです。
例:
- 追加利下げ示唆 → 豪ドル売り継続狙い
- 利下げ打ち止め示唆 → 豪ドル買い戻し狙い
まとめ
本日のRBA政策金利発表は、結果だけでなく声明のニュアンスが豪ドル相場を大きく左右します。
市場はすでに利下げをほぼ織り込んでおり、サプライズは声明のトーン次第。
発表前にシナリオを整理し、ポジション管理と損切り設定を徹底して臨みましょう。