【2025年8月12日】英国失業率&雇用統計発表!ポンドの行方は?

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都内の外資系銀行でキャリアをスタートし、金融業界での第一歩を踏みだす。

入行2年目でリテール部門のファイナンシャルプランナーとして年間売り上げ成績全国1位を獲る。

その後、ヘッドハンティングによりコンサルティング会社、都内信託銀行でキャリアを積み、専業トレーダーとして独立。

万屋FXサイトの運営をしながら、動画や記事監修している。

【保有資格】
  • 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
  • 投資診断士
  • 内部管理責任者
  • ウェブデザイン技能検定3級
【運営者情報】 https://fx-premiumtrade.com/company/

こんにちは、ルナです🦊
本日15:00、英国の失業率と雇用市場データが発表されます。ポンド相場に直接影響する重要イベントで、特に雇用の強弱は英中銀(BOE)の金融政策にも直結するため、注目度大です。

目次

市場背景と注目ポイント

直近の調査では、英国の労働市場に陰りが見えています。

  • Reuters:3ヶ月以内に採用予定の企業は57%にとどまり、パンデミック以降最低水準。
  • The Guardian:初任給の伸びが止まり、採用計画も勢いを欠くなど企業は慎重姿勢。
  • FT:正社員採用も低水準で、賃金の伸び悩みとあわせ景気の足取りの重さが鮮明。

市場では「失業率悪化=景気減速懸念でポンド売り加速」がメインシナリオ。
一方、改善が見られればショートカバーによる小幅反発の可能性もあります。

ポンドポジション傾向

最新のCFTC建玉明細(COT)やIMMポジション分析では、ポンド売り(ショート)が優勢です。

  • MUFG IMM分析(8月8日週):ショート積み増しが鮮明📉
  • CFTC COTレポート(8月8日公表):GBP/USDのネット・ショートは–33,300枚(出所:Investing.com)

市場全体が弱気ムードのため、ネガティブサプライズに反応しやすい環境です。

発表後のシナリオ

  • 予想以上に悪化
    → ポンド売り加速。GBP/JPYは下値を試す展開に。
  • 小幅悪化〜予想通り
    → 弱気基調維持で横ばい、または限定的下落。
  • 改善(失業率低下)
    → ショートカバーで急反発。ただし持続性は限定的の可能性。

トレード戦略のヒント

現状は「弱めの雇用データ=ポンド売り加速」がメインシナリオ。
ただしショートが積み上がっているため、改善サプライズなら反発が早い展開も想定されます。

安全策としては、発表直後の乱高下を避け、方向感が見えてから入る“セカンドチャンス戦略”がおすすめです。

例:

  • 失業率悪化&賃金低下 → ポンド売り継続狙い
  • 失業率改善&賃金上昇 → ポンド買い戻し狙い

まとめ

本日の英国失業率発表は、数字だけでなく賃金動向や雇用の質も注目すべきポイントです。
市場は弱気に傾いており、悪化すれば売り加速、改善すれば急反発の可能性も。
事前にシナリオを整理し、ポジションと損切りルールを明確にして臨みましょう。

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この記事を書いた人

日々、双子の兄のルカが営む万屋FXでナビゲーターとして働きながらFXトレーディングに励んでいる、活発な銀狐女子。

彼女の夢はFXトレードで得た利益を貯めて、将来自分のお菓子屋さんを開くこと!

好きな食べ物は油揚げと甘いものであり、それが彼女の喜びとリフレッシュの源。

今日もルナは夢に向かって着実に前進し続ける。

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