東京市場のドル円は150円割れも欧州時間で150円台に戻す!2024年12月5日は新規失業保険申請件数に注目

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都内の外資系銀行でキャリアをスタートし、金融業界での第一歩を踏みだす。

入行2年目でリテール部門のファイナンシャルプランナーとして年間売り上げ成績全国1位を獲る。

その後、ヘッドハンティングによりコンサルティング会社、都内信託銀行でキャリアを積み、専業トレーダーとして独立。

万屋FXサイトの運営をしながら、動画や記事監修している。

【保有資格】
  • 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
  • 投資診断士
  • 内部管理責任者
  • ウェブデザイン技能検定3級
【運営者情報】 https://fx-premiumtrade.com/company/

FXドル円トレーダーの皆様、東京市場では、前日のNYで一時151円台まで上昇したドル円相場が149円台まで下落。

その後、欧州時間に入り150円台に戻っています

今夜の注目は新規失業保険申請件数です。

明日の雇用統計を控えどのような動きをするか、初心者の方でもわかりやすい戦略を紹介します。

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目次

東京市場概況:150円割れで神経質な展開

東京市場では、前日のNYで一時151円台まで上昇したドル円相場が149円台まで下落。

寄り付き後は150.60円前後で推移していたものの、その後150円の大台を割り込み、149.70円まで下落する展開となりました。

不安定な韓国の政治情勢に加え、中村日銀審議委員の講演内容が市場心理に影響を与えた形です。

16時時点では149.80-85円のドル安値圏で推移。

韓国政情不安:戒厳令から弾劾案へ

韓国では、尹大統領による緊急「戒厳令」宣言とその解除を経て、政治的混乱が継続しています。

戒厳令を巡る検察当局の捜査報道も相場の重石となっており、6日予定の大統領弾劾訴追案採決への注目が集まっています。

明日の結果によってはドル円も大きな動きがあるかもれませんので、ポジション管理には細心の注意を払いましょう。

日米金融当局者の発言分析

米連邦準備制度理事会(FRB)では、ウォラー理事が12月のFOMCでの利下げ傾向を示唆。

一方、サンフランシスコ連銀総裁は慎重な姿勢を示し、パウエル議長も追加利下げペースに慎重な見方を表明。

中村日銀審議委員は利上げに対して「ニュートラルな考え」を表明しつつ、「慎重な調整が重要」と発言。この発言が市場で利上げに慎重との見方に繋がりました。

12月5日米国時間の市場展望

12月5日米国時間のマーケットのポイントを解説をします。

本日のドル円トレードの参考にしてください。

本日は149-150円台を中心に不安定な値動きが継続すると予想。

日々1.5円以上の変動が観測されるものの、大きなレンジブレイクには至らず。明日の米雇用統計を控え、本日も同レンジ内での展開が予想されます。

大きな値動きはなさそうなので、レンジ相場内でのスキャルピングがおすすめです。

スキャルピングは1回の利益は少ないですが、何度も取引をすることで利益を積み上げる取引手法です。

2024年12月5日の見通し:上値は150円80銭、下値は149円60銭がメド

上値は150.75-80円が最初の抵抗線、突破で151円台も視野に入りますが、下値は一目均衡表の雲の上限149.60円が焦点になり、下抜けで148.65円がターゲットになりそうです。

本日の予想レンジは149.10-150.70円。

狭いレンジでの動きが予測されるため、スキャルピングがおすすめです。スキャルピングであればレンジ相場でも十分利益が出せますので是非試してみてください。

2024年12月5日の注目材料:新規失業保険申請件数に注目

2024年12月5日の注目材料について解説をします。

米雇用関連指標

11月のチャレンジャーレイオフ調査や週間新規失業保険申請件数の発表を控えています。

明日の雇用統計に向けた前哨戦として、これらの指標が注目されそうです。

日米の金融政策を巡る見方は意見の集約化が困難になっているもの注目ポイントです。

日本銀行中村審議委員の発言についても、市場関係者の間で解釈が分かれる状況。実際の会合までの指標や要人発言に一層の注目が集まります。

市場リスク要因

雇用関連指標の結果次第で、相場が大きく振れる可能性があります。

特に予想を大きく外れる結果が出た場合、急激な相場変動もありそうですのでポジション管理には細心の注意を払いましょう。

また、韓国の政治情勢を巡る不透明感が、ドル円にも影響を及ぼす可能性があるので、韓国の政治情勢に注意するようにしてください。

2024年12月5日のトレード戦略まとめ

米国の新規失業保険申請件数に加えて、韓国情勢のリスク高まりにも警戒が必要です。

明日の雇用統計を控え、大きな動きはないと予想できますが、新規失業保険申請件数や韓国情勢によっては大きく動きかもしれません。

いずれにしてもポジション管理には細心の注意を払いましょう。

以上、12月5日のドル円のトレード戦略を初心者向けに解説しました。

初心者の方は「大きな利益」を出すよりもロスカットに引っ掛からないことが重要です。ポジションは小さめに保有するのが良いでしょう。

今夜の注目ポイントを押さえながら、ぜひ安全に取引を進めてください。

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この記事を書いた人

日々、双子の兄のルカが営む万屋FXでナビゲーターとして働きながらFXトレーディングに励んでいる、活発な銀狐女子。

彼女の夢はFXトレードで得た利益を貯めて、将来自分のお菓子屋さんを開くこと!

好きな食べ物は油揚げと甘いものであり、それが彼女の喜びとリフレッシュの源。

今日もルナは夢に向かって着実に前進し続ける。

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