【バックテストの結果あり】FXのGMMAとは?見方・種類・設定値・使い方や手法などを初心者に向けて徹底解説

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都内の外資系銀行でキャリアをスタートし、金融業界での第一歩を踏みだす。

入行2年目でリテール部門のファイナンシャルプランナーとして年間売り上げ成績全国1位を獲る。

その後、ヘッドハンティングによりコンサルティング会社、都内信託銀行でキャリアを積み、専業トレーダーとして独立。

万屋FXサイトの運営をしながら、動画や記事監修している。

【保有資格】
  • 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
  • 投資診断士
  • 内部管理責任者
  • ウェブデザイン技能検定3級

GMMAは、Guppy Multiple Moving Averageの略で複数の移動平均線を組み合わせたインジケーターで、トレンドの強さと方向を視覚的に把握するために多くのトレーダーから利用されています。

当記事を通じてGMMAの魅力についてご説明していきます。

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目次

FXのGMMAとは

GMMA(Guppy Multiple Moving Average)は、オーストラリアのトレーダー兼テクニカルアナリストであるダリル・ガッピー(Daryl Guppy)によって1990年代に開発されました。

ガッピーは、移動平均線の組み合わせを利用してトレンドの強さと持続性を評価する方法を模索していました。

彼の研究と実践の結果、異なる期間の移動平均線を組み合わせて相場の動きを視覚化するGMMAが誕生しました。

FXにおけるGMMAバックテスト

GMMAのバックテストは、過去のデータで戦略の有効性を検証し、リスクを低減しながら信頼性の高いトレード判断を行うために重要です。

GMMAの有効性を検証するために、2023年6月10日〜2024年6月10日の直近3か月のFXデータを使用してバックテストを行いました。

以下は、USD/JPYとEUR/JPYの主要通貨ペアを対象にした結果の概要です。

バックテスト結果

USD/JPY

USD/JPYの通貨ペアでGMMAを利用した結果、勝率は約28.89%でしたが、一方で純利益は10.23%であったため、その有用性を示してくれました。

バイ・アンド・ホールドでのリターンが9.28%でしたので、直近での当インジケーターは優位性があると立証できたと言えます。

但し、勝率が低いのに加えプロフィットファクターも低いため、他のインジケーターと組み合わせてトレードすることをお勧めします。

バックテストの条件
  • テスト期間: 2023年12月10日〜2024年6月10日
  • 通貨ペア:USD/JPY
  • 時間足:2時間足
  • 移動平均線:
    短期移動平均線:3, 5, 8, 10, 12, 15日間の移動平均線を適用
    長期移動平均線:30, 35, 40, 45, 50, 60日間の移動平均線を適用
  • 時間足:日足
  • 設定金額:1,000,000円
  • ロット数:0.5ロット(50,000ユニット)
  • エントリー条件:
    ロングエントリー: 価格が全ての短期および長期移動平均線を上回ったとき
    ショートエントリー: 価格が全ての短期および長期移動平均線を下回ったとき
  • エグジット条件:
    ロングポジション: 価格が全ての短期および長期移動平均線を下回ったときにクローズし、ショートエントリー条件が満たされている場合には逆エントリー
    ショートポジション: 価格が全ての短期および長期移動平均線を上回ったときにクローズし、ロングエントリー条件が満たされている場合には逆エントリー
GMMAバックテスト結果 米ドル
すべてロングショート
純利益102,300JPY10.23%381,150 JPY38.12%−278,850 JPY−27.89%
総利益783,250 JPY78.32%633,150 JPY63.31%150,100 JPY15.01%
総損失680,950 JPY68.09%252,000 JPY25.2%425,950 JPY42.9%
最大可能利益590,850 JPY44.9%
最大ドローダウン331,850 JPY31.76%
勝率28.89%45.45%13.04%
終了したトレード合計数452223
プロフィットファクター1.152.5130.35
バイ・アンド・ホールドでのリターン92,786.51 JPY9.28%

EUR/JPY

EUR/JPYの通貨ペアでGMMAを利用した結果、勝率は約41.18%となり純利益は5.85%であったため、そのUSD/JPYと比べ更に有用性を示してくれました。

しかし、バイ・アンド・ホールドでのリターンが9.28%でしたので、他のインジケータと組み合わせることが重要だと言えます。

バックテストの条件
  • テスト期間: 2023年12月10日〜2024年6月10日
  • 通貨ペア:EUR/JPY
  • 時間足:2時間足
  • 移動平均線:
    短期移動平均線:3, 5, 8, 10, 12, 15日間の移動平均線を適用
    長期移動平均線:30, 35, 40, 45, 50, 60日間の移動平均線を適用
  • 時間足:日足
  • 設定金額:1,000,000円
  • ロット数:0.5ロット(50,000ユニット)
  • エントリー条件:
    ロングエントリー: 価格が全ての短期および長期移動平均線を上回ったとき
    ショートエントリー: 価格が全ての短期および長期移動平均線を下回ったとき
  • エグジット条件:
    ロングポジション: 価格が全ての短期および長期移動平均線を下回ったときにクローズし、ショートエントリー条件が満たされている場合には逆エントリー
    ショートポジション: 価格が全ての短期および長期移動平均線を上回ったときにクローズし、ロングエントリー条件が満たされている場合には逆エントリー
GMMAバックテスト結果 ユーロ
すべてロングショート
純利益58,550 JPY5.85%348,500 JPY34.85%−289,950 JPY−28.99%
総利益648,950 JPY64.89%563,200 JPY56.32%85,750 JPY8.58%
総損失590,400JPY59.04%214,700JPY21.47%375,700JPY37.57%
最大可能利益470,100 JPY35.58%
最大ドローダウン161,950 JPY16.19%
勝率41.18%61.11%18.75%
終了したトレード合計数341816
プロフィットファクター1.0992.6230.228
バイ・アンド・ホールドでのリターン91,846.98 JPY9.18%

実際の使用例とケーススタディ

GMMAを使用したFXトレードの実例として、EUR/USDのトレードを挙げます。

2024年3月23日にEUR/USDがGMMAの短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けたため、FXで買いポジションを取りました。

同日、価格が163.507まで上昇し、GMMAの短期移動平均線が長期移動平均線を下回ったため利益確定をしました。

このFXトレードでは、約192ピップスの利益を得ることができました。

GMMAテクニカル分析の基礎知識

GMMAテクニカル分析の基礎知識を理解することは、トレンドの強さや転換点を正確に把握し、トレードのエントリーとエグジットを効率的に行うためにとても重要です。

これにより、リスク管理が強化され、トレードの成功率が向上するため、ご紹介していきます。

GMMAは、短期と長期の移動平均線を使用して、トレンドの強さと持続性を評価します。

具体的には、以下のように構成されています。

GMMAと移動平均線の組み合わせ手法と効果

短期移動平均線と長期移動平均線の組み合わせにより、トレンドの強さと持続性を評価することができます。

  • 短期移動平均線: 3, 5, 8, 10, 12, 15日の移動平均線
  • 長期移動平均線: 30, 35, 40, 45, 50, 60日の移動平均線

GMMAによるトレンド転換点の特定手法

短期移動平均線の動きが長期移動平均線の動きと交差することで、トレンドの転換点を特定することができます。

この交差点は、エントリーポイントやエグジットポイントとして利用されます。

GMMAのスキャルピングとしての実用性

GMMAは、多くのトレーダーやアナリストによって広く使用されています。

トレンドフォロー戦略やリバーサル戦略の一環として活用され、トレードの精度を向上させるツールとして評価されています。

特にFXトレードにおいては、特にスキャルピングや短期トレードで非常に有効です。

市場の心理の把握 

短期と長期の移動平均線を組み合わせることで、異なる市場参加者の心理を把握することができます。

短期の移動平均線は短期的な市場参加者の行動を反映し、長期の移動平均線は長期的な市場参加者の行動を反映します。

この二つのグループの行動を理解することで、市場全体の動向を予測することが可能になります。

GMMAにおけるダマシの減少

 短期と長期の移動平均線を組み合わせることで、ダマシシグナルを減少させることができます。

単一の移動平均線では捉えきれないトレンドの強さや持続性を複数の移動平均線を使うことで補完し、より信頼性の高いシグナルを提供します。

GMMAがFXトレーダーに人気の理由

トレードの世界で成功するためには、精度の高いツールと確かな戦略が欠かせません。

GMMA(Guppy Multiple Moving Average)は、その両方を提供するため、多くのトレーダーから支持されています。

特に次の3点が主な人気の理由です。

  • 視覚的に分かりやすい
  • トレンドの確認がしやすい
  • リスク管理が容易

それぞれ解説していきます。

視覚的に分かりやすい

GMMAは複数の移動平均線が重なることで、価格の変動範囲をチャート上に明確に表示します。

特に1分足のような短期トレードでは、迅速な判断が求められるため、その形状は迅速なエントリーとエグジットに利用できるツールとしても人気です。

トレンドの確認

短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けた場合は買いシグナル(GC)、下抜けた場合は売りシグナル(DC)として活用できます。

この使い方は、1分足での迅速なエントリーとエグジットに役立ちます。

リスク管理が容易

GMMAを使ってストップロスを設定することで、リスク管理がしやすくなります。

この使い方は、1分足のような短期トレードで特に重要です。

GMMAにおけるトレンドフォローストラテジーの使い方と設定方法

GMMAは、短期と長期の移動平均線を組み合わせてトレンドの強さと持続性を評価する手法です。

このトレンドフォローストラテジーは、エントリーとエグジットの精度を向上させ、トレードの成功率を高めるために重要です。

以下に、具体的な項目ごとに説明します。

GMMAにおけるトレンドの確認と評価手法

GMMAのトレンドフォローストラテジーでは、短期移動平均線と長期移動平均線の位置関係を観察することができます。

ゴールデンクロス(GC)

短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けると、強い上昇トレンドのシグナルとなります。

デッドクロス(DC)

短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けると、強い下降トレンドのシグナルとなります。

GMMAにおけるエントリーポイントの特定手法

買いエントリー

短期移動平均線が長期移動平均線を上抜け、且つ価格が短期移動平均線の上に位置している場合、買いエントリーを検討します。

売りエントリー

短期移動平均線が長期移動平均線を下抜け、且つ価格が短期移動平均線の下に位置している場合、売りエントリーを検討します。

GMMAにおけるエグジットポイントの特定手法

エグジットポイントの設定は、リスク管理と利益確定に重要ですので、下記の通りご案内していきます。

利益確定

価格が短期移動平均線を下回る(上昇トレンドの場合)または上回る(下降トレンドの場合)際に、部分的または全体の利益確定を行います。

損切り

エントリーポイントの逆方向のシグナルが発生した場合に、迅速に損切りを実行します。

GMMAにおけるダマシの回避手法

GMMAでは、複数の移動平均線を用いることでダマシを減少させることができます。

複数の時間枠の確認

短期、中期、長期の時間枠でGMMAを使用し、トレンドの確認を行います。

他のインジケーターとの併用

MACDやRSIなどのオシレーターを併用し、シグナルの信頼性を高めます。

FXにおけるGMMAを使ったリスク管理の手法と使い方

GMMAによるリスク管理は、トレンド判断の精度を向上させ、損失を抑えるために不可欠です。

その中でもロスカット手法はとても重要なので、ご説明していきます。

GMMAを用いたロスカット手法

GMMAを用いたロスカットは、トレンド反転時の損失を最小限に抑え、資金保全に役立ちますので是非積極活用して頂けたらと思います。

買いエントリーでのロスカット手法

短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けた場合にストップロスを設定することで、リスクを管理することが可能です。

例えば、上昇トレンド中のポジションで、短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けた場合、自動的にポジションをクローズすることで損失を最小限に抑えることができます。

売りエントリーでのロスカット手法

短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けた場合にストップロスを設定することで、リスクを管理することが可能です。

例えば、下降トレンド中のポジションで、短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けた場合、自動的にポジションをクローズすることで損失を最小限に抑えることができます。

GMMAによるポジションサイズの調整手法

また、価格がGMMAのバンドに接触した際にポジションサイズを調整する手法も有効です。

バンドに接触する頻度が高い場合は、ポジションサイズを小さくすることでリスクを抑えることができます。

この使い方は、FXの短期トレードにおいて特に効果的です。

1分足を活用したGMMAのトレード手法

1分足を活用したGMMAのトレード戦略は、短期的なトレード戦略に向いており、トレーダーからも人気のため解説していきます。

1分足のGMMAの重要性

1分足チャートは、短期トレーダーにとって非常に重要なツールです。

特にスキャルピングやデイトレードでは、1分足チャートを使って市場の細かな動きを捉え、迅速なエントリーとエグジットを行います。

1分足のGMMAの基本設定

1分足でGMMAを使用する際の基本設定として、複数の短期および長期移動平均線を使用します。

短期は3、5、8、10、12、15の期間、長期は30、35、40、45、50、60の期間の移動平均線を設定します。

この設定により、短期と長期の価格変動を正確に捉えることができます。

GMMAにおける1分足でのトレンドフォロー方法

1分足でGMMAを使用するトレンドフォロー方法では、短期移動平均線が長期移動平均線を上回ると上昇トレンド、下回ると下降トレンドと判断します。

これにより、迅速なトレードが可能になります。

GMMAにおける1分足でのエントリーポイントの特定方法と設定方法

1分足でエントリーポイントを特定するためには、短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けた時点で買いエントリーを行います。

逆に、短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けた時点で売りエントリーを行います。

GMMAにおける1分足でのエグジットポイントの特定方法と設定方法

1分足でエグジットポイントを特定するには、短期移動平均線が再度逆方向にクロスするタイミングで利益確定を行います。

損切りはエントリーポイントの直近の高値または安値に設定します。

GMMAにおける1分足でのダマシの回避方法と設定方法

1分足でのダマシを回避するためには、RSIなどのフィルターインジケーターを併用し、複数の時間枠での確認を行います。

1分足だけでなく、5分足や15分足のトレンドも確認することで、短期的なノイズを排除します。

GMMAにおける1分足でのフィルターの使用

1分足チャートにおいて、GMMAと共にRSIやMACDを使用することで、トレードシグナルの信頼性を高めることができます。

複数のインジケーターが一致した場合、シグナルの精度が向上します。

GMMAにおける1分足での価格アクションの確認

1分足チャートでの価格アクションやローソク足パターンを確認することで、ダマシを減らし、エントリーとエグジットの精度を向上させます。

特に、ハンマーやエンゴルフィングパターンなどの反転シグナルを確認します。

GMMAにおける1分足でのリスク管理

1分足でのトレードでは、適切なロットサイズを設定し、資本の1-2%をリスクにさらすことで、リスク管理を徹底します。

また、トレーリングストップを使用して、利益を最大化し、損失を最小化します。

GMMAにおける1分足でのバックテスト

1分足の過去データを使用して、GMMA戦略のバックテストを行い、戦略の有効性を検証します。

これにより、実際のトレードでのパフォーマンスを予測できます。

GMMAにおける1分足での経済カレンダーの確認

1分足でのトレードを行う際には、経済カレンダーを確認し、重要な経済指標発表時にはトレードを控えることが推奨されます。

これにより、不必要なボラティリティによる損失を避けることができます。

1分足を活用したGMMAのトレード戦略は、短期的な価格変動を捉えるための効果的な方法です。

適切な設定とリスク管理を行うことで、成功率を高めることができます。1分足チャートを活用して、迅速かつ正確なトレードを目指しましょう。

FXにおけるGMMAの1分足でのカスタマイズ設定と応用手法

GMMAは、個々のトレードスタイルや市場条件に応じてカスタマイズすることが可能です。

例えば、強いトレンドが続く市場では、短期移動平均線の期間を短くし、長期移動平均線の期間を長くすることで、トレンドにより密接に追従させることができます。

また、他のインジケーター(例えば、MACDやRSI)と併用することで、エントリーシグナルの精度を高めることができます。

特に1分足のトレードでは、素早い判断とエントリーが求められるため、これらのカスタマイズが有効です。

GMMAとMACDの組み合わせの設定方法と手法

MACDは、Moving Average Convergence Divergenceの略で移動平均線の差分を基にトレンドの方向と強さを示すインジケーターです。

GMMAとMACDを組み合わせることで、短期トレンドの転換点を確認し、エントリーシグナルの信頼性を高めることができます。

この組み合わせは、1分足のFXトレードにおいて特に有効です。

相場の変動に迅速に対応し、価格の動きを的確に判断するのに役立ちます。無料のチャートツールでこの組み合わせを試してみることもおすすめです。

GMMAとRSIの組み合わせの設定方法と手法

RSIはRelative Strength Indexの略で、価格の過熱感を測定するインジケーターであり、一般的に70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎとされます。

GMMAとRSIを組み合わせることで、エントリーシグナルの精度を向上させることができます。

この組み合わせにより、相場の過熱感を判断し、トレンドの転換点を見極めることができます。

特に1分足のFXトレードでは、迅速な判断とエントリーが可能になります。

GMMAと組み合わせられるその他のインジケーター

上述したMACDとRSIはGMMAと組み合わせる際の代表的なインジケーターですが、その他にもGMMAとの併用にお勧めできるインジケーターもご紹介します。

特にスキャルピング取引に有用ですので、参考にして頂けたらと思います。

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)

価格の標準偏差を基にしたバンドを描き、価格の変動範囲やボラティリティを示します。

GMMAと併用することで、トレンドの強さや転換点を確認できます。

ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)

過去の価格レンジに対する現在の価格位置を示し、買われ過ぎや売られ過ぎの状態を識別します。

GMMAと組み合わせることで、エントリータイミングを見極めやすくなります。

ATR(平均真の範囲、Average True Range)

市場のボラティリティを測定し、価格の変動幅を示します。

GMMAと併用することで、トレードのリスク管理を強化できます。

パラボリックSAR(Parabolic SAR)

トレンドの転換点を示し、トレンドフォロー型の取引に利用されます。

GMMAと併用することで、トレンドの継続性を確認しやすくなります。

バラボリックに関するさらに詳しい解説は、以下の記事でしているのでチェックしてみてください。

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CCI(商品チャンネル指数、Commodity Channel Index)

価格の平均からの乖離度を測定し、買われ過ぎや売られ過ぎの状態を示します。

GMMAと併用することで、トレンドのエントリーポイントを特定しやすくなります。

エンベロープ(Envelopes)

移動平均線を基に上下に一定の距離でバンドを描きます。

GMMAと併用することで、価格の反発ポイントを見極めやすくなります。

エンベロープの詳しい解説は以下の記事で行っているので、併せてチェックしてみてください。

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一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)

複数のラインを用いてトレンド、支持線、抵抗線を視覚的に示します。

GMMAと併用することで、トレンドの強さや転換点を総合的に判断できます。

一目均衡表の詳しい解説はこちらで解説しています。

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ウィリアムズ%R(Williams %R)

過去の高値と安値に対する現在の価格位置を示し、買われ過ぎや売られ過ぎを示します。

GMMAと併用することで、反転ポイントを見極めやすくなります。

ADX(平均方向性指数、Average Directional Index)

トレンドの強さを測定し、トレンドが強いか弱いかを判断します。

GMMAと併用することで、トレンドの強弱を確認しながらトレードを行えます。

FXトレードにおけるGMMAの設定値

FXトレードにおけるGMMAの設定値は、正確なエントリーとエグジットポイントを見つけるために重要です。

この記事では、多くのトレーダーから利用されているMetaTrader4とTradingViewでの設定方法を紹介します。

MetaTrader 4 (MT4)におけるインジケーター設定方法(1分足)

インジケーター設定方法
  1. MT4を起動し、任意のFXチャートを表示します。1分足チャートを選択します。
  2. メニューの「挿入」から「インジケーター」>「トレンド」>「移動平均」を選択し、短期移動平均線を設定します。
  3. 同様に長期移動平均線も設定します。短期は3、5、8、10、12、15の6本、長期は30、35、40、45、50、60の6本です。
  4. 「OK」をクリックしてFXチャートにGMMAを表示します。

TradingViewにおけるインジケーター設定方法(1分足)

インジケーター設定方法
  1. TradingViewを開き、分析したいFXチャートを表示します。1分足チャートを選択します。
  2. 上部の「インジケーター」ボタンをクリックし、「GMMA」を検索して追加します。
  3. 設定画面で、短期と長期の移動平均線を調整します。
  4. 設定を保存し、FXチャートに反映させます。

FXのGMMAに関するよくある質問

FXにおけるGMMAに関して、よくある質問について纏めましたので、ご参考ください。

GMMAとは何ですか?

 GMMAは、複数の移動平均線を利用して市場のトレンドと勢いを評価するテクニカル分析ツールです。

GMMAで使用される移動平均線の数は?

 通常、短期群と長期群の計12本の移動平均線を使用します。

GMMAの主な目的は何ですか? 

トレンドの強さと方向を把握し、トレードのタイミングを決定することです。

GMMAの短期群と長期群の違いは?

 短期群は市場の反応を迅速に示し、長期群はトレンドの安定性を表します。

GMMAを使ったトレード戦略は? 

短期群と長期群が収束または発散する様子を監視し、それに基づいてエントリーやエグジットの判断をします。

GMMAの利点は何ですか?

 複数の時間枠の動きを同時に把握できるため、より確かなトレンド分析が可能です。

GMMAにおける一般的な設定値は?

 短期群は3日から15日、長期群は30日から60日の移動平均を使用します。

GMMAと併用すべき他の指標はなんですか? 

ボリューム指標やオシレーターと併用することで、トレードの確信度を高めることができます。

FXのGMMA 徹底解説 まとめ

今回のバックテスト結果から、直近の相場ではGMMA戦略を単体でトレードすることはおすすめできないことが分かりました。

MACDやRSIを組み合わせることで、エントリーシグナルの精度が向上し、さらに優れたパフォーマンスを実現できるはずです。

市場環境に応じて適切な戦略を選択し、リスク管理を徹底することが重要です。

また、GMMAを用いた1分足のトレードは、迅速なエントリーとエグジットが求められるため、特にスキャルピングに向いています。

1分足での設定値を適切に調整し、効果的な手法を用いることで、より高いパフォーマンスを実現できます。特に、1分足のFXトレードでは、GMMAの使い方を理解し、適切な設定値を選ぶことが重要です。

GMMAと他のテクニカル指標を組み合わせることで、1分足のトレードでも精度の高いシグナルを得ることができますので、是非有効活用してください。

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この記事を書いた人

日々、双子の兄のルカが営む万屋FXでナビゲーターとして働きながらFXトレーディングに励んでいる、活発な銀狐女子。

彼女の夢はFXトレードで得た利益を貯めて、将来自分のお菓子屋さんを開くこと!

好きな食べ物は油揚げと甘いものであり、それが彼女の喜びとリフレッシュの源。

今日もルナは夢に向かって着実に前進し続ける。

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