本日は特に重要な指標はない。年末閑散期!2024年12月23日のドル円相場について徹底解説!

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都内の外資系銀行でキャリアをスタートし、金融業界での第一歩を踏みだす。

入行2年目でリテール部門のファイナンシャルプランナーとして年間売り上げ成績全国1位を獲る。

その後、ヘッドハンティングによりコンサルティング会社、都内信託銀行でキャリアを積み、専業トレーダーとして独立。

万屋FXサイトの運営をしながら、動画や記事監修している。

【保有資格】
  • 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
  • 投資診断士
  • 内部管理責任者
  • ウェブデザイン技能検定3級
【運営者情報】 https://fx-premiumtrade.com/company/

FXドル円トレーダーの皆様、東京市場では、156円65銭で取引を終えました。

FOMCと日銀政策決定会合の結果を受けて円安傾向になっています。

本日のドル円の注目は市場参加者が少ない中、大きな動きがあるか」です。

初心者の方でもわかりやすい年末閑散期の戦略を紹介します。

これからFX取引を始めたいとお考えの方に向けて、人気海外FX業者をランキング形式で紹介している記事も用意しているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

東京時間:156円台半ばで小動き

東京時間のドル円の推移について紹介をします。

ドル円相場の推移

東京時間のドル円相場は、156円台半ばから後半での小動きとなりました。

始値156円52銭からスタートし、高値156円70銭、安値156円34銭の範囲で推移し、終値は156円65銭となっています。

市場参加者の減少により、値動きは限定的となっていますが、底堅い展開が続いています。

年末は取引量が大幅に減少し、突発的な価格変動がしやすくなり、特にクリスマスから年始は要注意です。

クロス円の状況

ユーロ円は163円台前半から後半でのもみ合い、ポンド円は196円台後半から197円台前半での推移、豪ドル円は97円台後半から98円台前半での推移となりました。

主要通貨全般で円に対して強含みの展開となっていますが、年末を控えて大きな方向性は出にくい状況が続いています。

政治経済イベントの影響

ここ最近の日米の政治経済イベントについて解説をします、

米国政府機関の動向

バイデン大統領が3月中旬までのつなぎ予算案に署名したことで、政府機関の閉鎖リスクが後退しました。

これにより、市場の不安要因の一つが解消され、ドルインデックスは107.5水準で安定的に推移しています。

金融政策の見通し

FRBの金融政策に関する市場の見方は、インフレ指標の軟化を受けて、早期利下げ期待が強まっています。

ただし、FRB高官からは慎重な発言も続いており、政策転換のタイミングについては不確実性が残っています。

地政学的リスクの影響

中東情勢や米中関係など、地政学的リスクは依然として市場の重要な注目点となっています。

特に原油価格や商品市場への影響が懸念され、市場参加者は慎重なスタンスを維持しています。

ドル円の地政学リスク

中東情勢の緊迫化、台湾海峡や懸案をめぐる緊張の緊張、米中対立の激化などが主要なリスクです。

地政学的な衝突が起きた際には、円が安全通貨として買われやすく、ドル円は下落傾向となります。

原油価格の高騰も円安見込みとなります。

金融市場の動向

金融市場の動向について解説をします。

米国経済指標の影響

米国の11月コアPCE価格指数が予想に反して横ばいとなり、個人所得や個人消費支出も予想を下回る結果となりました。

さらに、12月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値が上方修正されず、1年期待インフレ率確報値も下方修正されたことで、金利低下とドル売りの展開となりました。

これらの指標は、米国経済の減速と物価上昇圧力の緩和を示唆しています。

クリスマス休暇による市場動向

クリスマス休暇を控え、海外投資家の多くが既に休暇に入っていることから、市場全体で取引が閑散となっています。

特に24-26日にかけては欧米を中心に株式・債券市場で休場が多くなることが予想され、年末にかけて流動性の低下が見込まれます。

このような環境下では、突発的な価格変動にも注意が必要となってきます。

テクニカル分析の見通し

日足の一目均衡表分析では、相場が雲上限を上回って推移しており、徐々に切り上がっていく雲上限がサポートとなることが期待されています。

11月15日の戻り高値156円76銭を上回ったことで反発基調が強まっており、遅行スパンも明確に実線を上回ったことから、テクニカル面では良好な状態が続いていると判断できます。

12月23日今夜の戦略:レンジは157円10銭から156円10銭

今後のドル円の動きについて展望してみました。

年末年始の市場環境

クリスマス休暇から年末年始にかけて、市場の流動性は大幅に低下することが予想されます。

そのため、突発的なニュースによる価格変動リスクには特に注意が必要となります。

重要経済指標の影響

本日発表予定の米12月コンファレンスボード消費者信頼感指数(市場予想112.9、前回111.7)など、主要な経済指標の結果が市場心理に影響を与える可能性があります。

ただし、休暇シーズンによる参加者減少で、反応は限定的となる可能性があります。

年明け相場への展望

年明け以降は、2024年の経済見通しや企業業績予想、各国の金融政策の方向性など、さまざまな要因が市場動向を左右すると考えられます。

特に、インフレ動向や景気の行方が注目されており、これらの要因が相場の方向性を決める重要なポイントとなるでしょう。

​​​​​​​​​​​​​​​​2024年12月23日のトレード戦略まとめ

12月23日米国時間のドル円は小動きと予想されています。

ただし、突発的な大きな動きの可能性もあるため、FX初心者の方は必要以上に大きなポジションを取るのではなく、まずは小さなポジションからトレードするようにするのがおすすめです。

以上、12月23日のドル円のトレード戦略を初心者向けに解説しました。

ポジション管理には細心の注意を払いましょう。

今夜の注目ポイントを押さえながら、ぜひ安全に取引を進めてください。

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この記事を書いた人

日々、双子の兄のルカが営む万屋FXでナビゲーターとして働きながらFXトレーディングに励んでいる、活発な銀狐女子。

彼女の夢はFXトレードで得た利益を貯めて、将来自分のお菓子屋さんを開くこと!

好きな食べ物は油揚げと甘いものであり、それが彼女の喜びとリフレッシュの源。

今日もルナは夢に向かって着実に前進し続ける。

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